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紫外線から目を守るサングラス

◆紫外線とは

地球上に降り注ぐ、暖かい太陽光線は、私たちの生命活動の源泉であり、私たちが生きていく上で欠かすことができないものである。
しかし、そんな太陽の光の中には、さまざまな波長の光が含まれている。

紫外線は、そんな太陽光線の中で、目には見えない光成分のうちの一つであり、目に見える可視光線のうちの紫色を与える光波長よりも更に短い一連の波長域の光成分である。

紫外線には、その波長により3つの種類に分けられる。

<紫外線の種類>
(1)UVA 波長320ナノメートル〜400ナノメートルまでの波長域の紫外線
(2)UVB 波長290ナノメートル(or 280ナノメートル)〜320ナノメートルまでの波長域の紫外線
(3)UVC 290ナノメートル(or 280ナノメートル)〜190ナノメートルまでの波長域の紫外線

UVAが紫外線の中の全体の約9割を占める。
UVCは、通常はオゾン層に遮られて地上には届かない。

波長が短い程、光エネルギーは強く、よってUVAよりUVBのほうがエネルギーが強く、更にUVBよりも波長が短いUVCは更に強力である。波長がもっとも短いUVCのエネルギーは強力で、殺菌灯として使われている程である。
◆紫外線の目に与える影響
含まれるわずかな紫外線が、私たち人体に対してきわめて悪い影響を与えることが明らかになりつつある。

紫外線は日焼けを引き起こし、皮膚にシミやシワを作る。皮膚ガンを引き起こすこともある。

そして、特に、紫外線の影響をもっとも受けやすいのが目であり、時には紫外線は目に深刻なダメージを与える。

紫外線は角膜炎を起こしたり、白内障を引き起こす原因となる。網膜に紫外線があたると、新生血管ができやすくなり、網膜剥離黄斑変性症などの眼病を引き起こすことになる。
また、紫外線は、活性酸素を活性化させることがわかっている。

紫外線は私たち人体内におけるビタミンDの生成に役立つという側面もあることはある。しかしそうした効果はわずかな紫外線で事足りるものである。

であるから、紫外線のそうしたメリットよりも、私たちはデメリットに目を向けるべきである。

もちろん、私たちの中にも、そうした紫外線に対する防御が備わっている。
目の中の水晶体や黄斑部に含まれるルテインゼアキサンチンは、細胞を酸化させる青色光を吸収し、酸化による細胞のの損傷を防いでいる。
しかしルテインやゼアキサンチンが加齢やストレスにより減少してくると、活性酸素が活発化し、黄斑部の酸化、細胞変性を起こす。

昨今、以前にもまして紫外線が人体に悪影響を及ぼすことが多くなっている。それは紫外線を吸収しているオゾン層が年々、薄くなってきていることによる。特に問題となっているのが、オゾンホールの問題である。オゾンホールは、オゾン層がほとんどない部分をいい、その元では、よりエネルギーが強く、人体に危害をもたらすUVBやUVCがより多く降り注ぐことになる。
すでにオーストラリア等では、紫外線の影響が深刻な問題となっている。

◆紫外線カットを謳うサングラスを選ぶ際の注意
ほとんどのサングラスには、紫外線透過率99%以上カットなる言葉が並んでいる。しかしよくよく見ると、ほとんどのサングラスはUVBは完全にカットしても、UVAは完全にはカットできない。

すなわち、紫外線カット率99%以上いいながらも、実はサングラスはUVBはカットしてもUVAの波長域である320ナノメートル〜400ナノメートルをくまなくカットできないのである。

よくUVカットとしか書かれているサングラスがあるが、それはUVBはカットしてもUVAはカットできない。

紫外線の中でUVAがもっともエネルギーが小さいと言えども、地上に降り注ぐ紫外線の9割以上はUVAである。
UVAは年間を通して地上に降り注いでいる。UVBは夏などに強くなり、冬は少なくなるが、UVAは夏であろうが冬であろうが、降り注いでいる。

しかもUVAは波長が長い分、浸透力が強く、UVB以上に身体や皮膚に害を及ぼし、目にも悪い影響を与えることが次第に明らかになってきた。

すなわち、UVBは角膜、レンズ上皮細胞層、皮質部で吸収されてしまい、それ以上には浸透していかない。だが、UVAは角膜、レンズ上皮細胞層、皮質部を通り越して、水晶体内部にまで容易に到達し、活性酸素を発生させるとともに、白内障を引き起こす。

なお、サングラスの色に関しては、できるだけ色の薄い方がいいと言われることもあるが、私はそれは場合によると考えている。

確かに、色の濃い薄いサングラスをかけるとより多くの光を取り入れようとして瞳孔が大きく開くため、紫外線を多く浴びるとも言われる。しかし、紫外線カットしないサングラスであれば別であるが、紫外線をカットするサングラスであれば、それはあたらない。

また、可視光線には眼に悪い影響を与える青色光が含まれている。 青色光は、400ナノメートル〜495ナノメートルの波長の光であり、網膜にダメージを与えることがわかっている。

更に、かなり弱った目には、太陽光はやはり刺激が強すぎる。実際にサングラスをかけてみると、目の調子によってぴたりとくるものが変わるのがわかる。目が弱ると、まぶしく感じる時があるが、そういう時はやはり色の濃いサングラスがよいと思う。

よって、私はさまざまな色のサングラスを使い分けている。
・パソコン用からドライブ用までさまざま ・最近、比較的よく使うサングラス


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